○写真は左からお太鼓正面、前の柄、アップ、裏地です。
お品ものについて | |
---|---|
仕様 | リサイクルの帯を洗い張りしてお仕立て直ししました。 |
詳細 |
さらりとした地風をもつ茜染めの木綿の帯を洗い張りして、名古屋帯にお仕立て直ししました。
茜染めは、日本の山野に自生するアカネの根を染料にして染められます。 日本では、すでに3世紀のころより染料として用いられ、「万葉集」の「あかねさす~」という枕詞にもなっています。 夕陽の茜色を思わせるおだやかで深みのある茜色は、古来より人々を魅了し、珍重されてきました。 南部茜染めは、紫根染め同様に昔から盛岡県で染められてきた伝統的な染色品ですが、 現代では生産数が少なく、紫根染め同様にたいへん貴重なものとなっています。 木綿の地に絞り染めであらわされた青海波の意匠からは、伝統文様の美しさとともに古くから伝えられてきた茜染めの深いあじわいが感じられます。 さまざまなお着物に映えそうな意匠で、 長く重宝いただけるでしょう。 ※胴回り見えない箇所に茜色の絹布を繋ぎました。 ◆ こちらのお品はInstagramでもご紹介しております。 ●お薦めのシーン : 観劇や美術鑑賞、ご友人とのお食事やお買いもの、お稽古、近所にお散歩など ●お薦めの季節 : 春秋冬 ※色名は「日本の伝統色 和色大辞典」を参考にしています。 |
生地の状態 | 良好です。 |
素材:表地 | 木綿(洗い張り済みです。) |
素材:裏地 | 木綿(表地と同じです。) |
巾 | 8寸2分(31cm) |
長さ | 9尺8寸(371.2cm) |
柄行き | 七通柄、手先に柄(ほぼ全通柄) |
商品番号 | HOH-2308-090 |