○写真は左からお太鼓正面、前の柄、アップ、裏地です。
お品ものについて | |
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仕様 | オリジナル |
詳細 |
大正~昭和初期につくられた、さらりとした風合いをもつ中厚手の錦紗縮緬を洗い張りして、 名古屋帯にお仕立て替えしました。 柳煤竹(やなぎすすたけ)色の地に、流水に源氏車と波の絵図が型染めであらわされています。 源氏車は御所車の車輪を意匠化したもので、円状のかたちが優美で縁起が良いとされて平安時代のころよりさまざまな調度品などに描かれてきました。 こちらの意匠のように、波と共にあらわされた源氏車は乾燥しないように車輪を川に浸した水辺の情景を表現したもので、波を切る車輪の様子がさらに縁起が良いとされています。 絵筆でさらりと描かれたような流水に、リズムよく配された源氏車と波の絵図からは源氏車の幾何学的な面白味も感じられ、洒落た趣きが漂います。 アンティークならではの渋い中にも艶のある柳煤竹色の地色も美しく、 紬や小紋、綿絣などさまざまなお着物に映えそうで、季節を問わず長くご愛用いただけるでしょう。 ●お薦めのシーン : 美術鑑賞、観劇、ご友人とのお食事やお買いもの、近所にお散歩など ●お薦めの季節 :春秋冬 ※色名は「日本の伝統色 和色大辞典」を参考にしています。 |
生地の状態 | 若干の色移りが見受けられますがおおむね良好です。 |
素材:表地 | 絹(洗い張り済みです。) |
素材:裏地 | 絹(表地と同じです。) |
巾 | 8寸2分(31.1cm) |
長さ | 9尺8寸(371.2cm) |
柄行き | 全通柄 |
商品番号 | HOH-2403-036 |